ダホン・ボードウォークD7【徹底レビュー】オーナー視点でメリット・デメリットを解説!

ダホン・ボードウォーク・徹底レビュー・オーナー視点で解説 ミニベロ
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こんにちは!折りたたみミニベロ乗りの中年Kです。

今回は、中年Kの愛車「DAHON Boardwalk D7(ダホン・ボードウォークD7)」のレビューをご紹介します。

ダホン・ボードウォークD7を1年近く使ってみた感想について、メリット・デメリットの両面からオーナー視点で詳しくお伝えします。

以前の記事で、ダホン・ボードウォークD7の解説をご紹介しました。10万円以下の折りたたみミニベロの入門モデルとして、誰にでもオススメできる完成度の高いモデルです。

忠犬P
忠犬P

ボードウォークってどうなの?

中年K
中年K

自転車選びの参考にしてください!

1. 徹底レビュー

2022年5月にダホン・ボードウォークを購入してから1年近く経ちました。これまで、ポタリングだけでなく輪行にも使ってきました。

今回は、ボードウォークをデザイン・走行性能・折りたたみ機構の3つのパートに分けてレビューします。

ダホン・ボードウォーク・輪行
ミニベロは輪行でこそ本領発揮。

デザインについて

ダホン・ボードウォークD7は、全5色のカラーバリエーションが設定されています。その中から「ヴィンテージブラック」というガンメタに近いカラーを選びました。

デザインのメリット

まずは、デザインについて良かったと思う点について、3つのポイントを挙げてみました。

スマートな見た目

クロモリ特有の細身のフレームとシンプルなフォルムがスッキリした印象。通常の折りたたみミニベロにありがちな無骨さがないのは好感が持てます。言い過ぎかもしれませんが、クロモリロードの佇まいに通じる雰囲気を感じます。

カラーリングのメリハリ

フェミニン系に見えがちなボードウォークですが、淡い色ではなく濃い色の「ビンテージ・ブラック」なら、男性が乗っても違和感があまりないように思えます。また、シルバー系のパーツが多く使われているので、全体的にメリハリが効いた印象になっています。

ブラウンのアクセントが上質感

グリップとサドルにはブラウンカラーのパーツが装着されていて、ヨーロッパのシティサイクルやクラシカルなクロモリロードをイメージさせます。決して高いパーツを使っている訳ではありませんが、安っぽく見えない工夫がされています。

ダホン・ボードウォークのデザイン
ファッショナブルなミニベロ。

ダホン・ボードウォークは、ダホンの中ではエントリーグレードと位置付けられ、安価な価格設定となっています。しかし、ファッション性を意識したパーツが選択されており、エントリーグレードにありがちな安っぽさを感じません。

中年K
中年K

見た目の質感の高さが特徴のミニベロ。

デザインのデメリット

続いて、デザイン面における気になるポイント・欠点について挙げてみます。

金属パーツの質感に統一感がない

アルミなどの金属パーツは無塗装(シルバー)が多く使われていますが、その表面処理がポリッシュ(鏡面加工)とシボ加工とが混在しています。ポリッシュやメッキなどのツヤ感のあるパーツに統一すれば、シャープな感じになると思います。

アクセントカラーも統一感がない

金属の加飾パーツには、一部にアクセントカラー(差し色)が使われています。エンブレムがゴールドでサドルの鋲がカッパー(銅色)なので、これは統一した方がベターです。カラーカスタムをする場合には、どちらを軸にするか迷います。

ペダルがカッコ悪い

エントリーモデルのため、仕方がないですが・・・プラスチック性の黒いペダルが子供用自転車のようでカッコ悪いです。しかも、重量が約500gと重いという点も気になります。

ダホン・ボードウォーク・ペダル
パーツ類の質感が気になります。

あえて気になるポイントを挙げましたが、大きな欠点ではありません。しかし、ディテールの仕上げなどが少し物足りないのも事実。

ボードウォークは、デザイン性の高いモデルなので、こういった細かい所を気にしだすとキリがありません。

中年K
中年K

プチカスタムで改善できます。

走行性能について

いて、走りに関する点をレビューしていきます。

走りの良かったポイント

ボードウォークで1年近く実際に走ってみて、良かったと思うポイントを挙げてみます。

気軽に乗りやすい

性能はそこそこですが、その分、気軽に構えずに乗れることろが良いと思っています。良い意味で、ママチャリ感覚で使いこなせます。「ガチ勢」の方には理解されにくいと思いますが、前傾姿勢で自転車に乗ることだけが良いとは限りません。

優しい乗り味

タイヤ幅が1.5インチと適度に幅・厚さがあるためクッション性も良く、路面の段差なども気になりません。また、クロモリ製のフレームで乗り味が柔らかいことも乗り心地の優しさに効いていそう。街中は、路面の状態が良くないですが、疲れにくいと思います。

コストパフォーマンス

気軽に乗れるというポイントとも重なるところですが、街乗りに割り切ったパーツ構成のため、必要十分な走行性を保ちつつ価格を抑えるという、商品としてのバランスが取れています。

ダホン・ボードウォーク・シフター
気軽で軽快な走りとコスパが魅力。

普段着のように気軽に乗れるという点は、自転車にとって大事なポイントだと思います。現に、ママチャリが売れているのは、多くのニーズがあるからです。

当然ですが、ママチャリよりもボードウォークの方が、圧倒的に軽快に速く走れます!

中年K
中年K

気負わず乗れることが魅力です。

走りの気になるポイント

走りに関して気になる点・欠点について、3つのポイントを挙げてみます。

輪行するにはやや重い

ノーマル状態では、ペダル込みで実質13kgくらいです。これでもエスプレッソよりは軽くなったので大丈夫なのですが、あと1kg以上は軽量化してアルミフレーム製20インチ車のレベルである11kg台になれば、輪行もラクになります。

パーツがやや低グレード

リアディレーラーやVブレーキ、タイヤなどは走り込むと物足りなく感じるシーンもあります。費用対効果を考えると優先順位は高くありませんが、スリックタイヤへの交換やリアカセットのクロス化・多段化で、グッと走りやすく改善できます。

ギア比が合っていない?

私の使い方・脚力を考えると、ギア比がやや高速に寄りに感じます。平地では、7段のうち2〜5速を使っています。各ギアが1段づつ低い方にずらすとベターなので、フロントチェーンリング(52T)のサイズを小径化すると自分の走りに合いそうです。

ボードウォーク・浅草吾妻橋
街乗り・ポタリングには問題ない性能。

気になる点として挙げたポイントですが、街乗りメインであれば走行性能に不満はありません。1日20〜30km程度の走行距離なら、十分に走ることができる性能を備えたミニベロです。

中年K
中年K

一般的には、大きな欠点はないハズ。

折りたたみ機構について

最後に、肝心の折りたたみ機構について見ていきます。

折りたたみ機構のメリット

まずは、ボードウォークというかダホンの折りたたみ方式の良い点を挙げました。

シンプルな折りたたみステップ

①シートポストを下げる②ハンドルポストをたたむ③メインフレームを折る、この3ステップで折りたたみが完了します。工具も不要で、誰でも簡単に折りたためます。

信頼性の高いシステム

フレームのヒンジ部はガタつきなどはありません。サドルにまたがって前後に揺らしてもビクともしません。ちなみに「ダホン・エスプレッソ」に15年以上乗っていますが、ヒンジ部の不具合はありません。

ダホン・ボードウォークの折りたたみ機構
折りたたみ方は簡単です。

ダホンの折りたたみ機構は、簡便ながら信頼性も高いシステムなので、ライトユーザにもオススメできる自転車だと思います。

自転車専門雑誌などを読むと、ダホンは過小評価されているように感じますが、バーディやブロンプトンと比べると圧倒的に簡単・早くたためる優れたシステムです。

とはいえ、気になった点・欠点について挙げてみます。

折りたたみ機構のデメリット

ハンドルをたたむ行程

ダホンのハンドルポストは数種類ありますが、ボードウォークは伸縮式のハンドルポストを採用しています。たたむ際に、上いっぱいに伸ばす必要があります。また、中折れ(前輪と後輪の間に挟む)方式のため、フォークなどと干渉しないようにたたむのが少々手間取ります。

輪行時のもうひと工夫

例えば、サードパーティ商品にあるシートポスト下端に取り付ける車輪のような、輪行袋に収納する前に駅構内などを転がして移動できるような「ひと工夫」があるともっと便利になると思いました。

ハンドルポストの扱いが面倒。

折りたたみ状態での移動については、ブロンプトンの折りたたみシステムはよく考えられていると思います。

中年K
中年K

ダホンの折りたたみは優秀です。

2. 今後のカスタムは?

元々、ボードウォークは第一候補ではありませんでした。

検討を重ねるうちに、ボードウォークのクラシカルで上質な雰囲気を活かしつつ、軽量化して輪行用自転車に仕上げようと思い購入しました。

ダホン・ボードウォークD7は、中年Kの旧メイン車ダホン・エスプレッソのノーマル状態とほぼ同じ安価なコンポーネント構成。

これまで、エスプレッソをコツコツとカスタマイズして軽量化と走行性能アップをしてきました。それで、ようやく走れるクロスバイク風に引き上げた経緯があります。

カスタムしたダホン・エスプレッソ。

今回、ボードウォークを買ったことで、また振り出しに戻ってしまったような感じです。

どこまでできるか・やるかは分かりませんが、輪行用ミニベロとしてコツコツと軽量化カスタムをしていきたいと考えています。

ダホン・ボードウォークの徹底レビューは、いかがでしたでしょうか?購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

忠犬P
忠犬P

カスタムはキリがないのだ。

中年K
中年K

沼にハマらないように・・・

最後までご覧いただきありがとうございます。

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六輪車生活|オープンカーとミニベロのある生活
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