こんにちは!カスタム池にハマっている中年Kです。
これまで、愛車のダホン・ボードウォークD7を「軽量化」「見た目向上」の2つのポイントで地道にカスタムを進めてきました。
今回は、ハンドルポストを交換することで軽量化・見た目に加えて、折りたたみステップと乗車ポジションの改善も狙うという一石四鳥を目指した欲張りなカスタムのご紹介です。
折りたたみミニベロの場合は、ハンドルポストは大きなパーツになるので、カスタムの効果も大きくなるのが特徴です。そのため、パーツ選びは慎重に進める必要があります。
こちらのブログでは、カスタム記録を何度かご紹介してきましたが、今回が(当面の)最終回になります。
【参考記事】ビアンキフレッタ(Birdy・BD-1)ハンドルポスト交換
いよいよ第1章の最終回なのだ。
第何章まで続くのやら・・・
1.標準ハンドルポスト
ダホン・ボードウォークD7の標準のハンドルポストには伸縮式のタイプが着いていました。
まずは、標準ハンドルポストについて詳しく見ていきます。
ざっくりレビュー
伸縮式ハンドルポストの構造は、ハンドルポストのパイプ部分が二重になっています。
ハンドルポストの中間にあるクランプを緩め、内側のパイプを伸び縮みさせることでハンドルの高さを調節します。
伸縮式ハンドルポストは、体格の異なる人との共用や運転中のポジションチェンジなどに便利です。
例えば、ロングライドの後半で疲れた時には、ハンドルポストを上げてアップライトなポジションにすることでラクに走ることもできます。
純正のハンドルポストは、長さ(高さ)が340〜440mmまで変えることができます。
しばらく乗ってみた結果、ハンドルポストはいつも最下部で固定していました。少なくとも自分にとっては、ママチャリのようなアップライトなポジションは不要。
この伸縮のためのクランプやパイプの重なる部分が余計なパーツ(=重量)になるので、伸縮しないタイプに交換することで軽量化がはかれるのです。
ダイエットの余地があるのだ。
もうひとつの問題とは?
ダホン・ボードウォークD7は、折りたたみの際には前輪と後輪の間にハンドルポストをたたんで収納します。
ハンドルポストをそのままたたむだけでは、他のパーツに干渉してうまくたためません。
折りたたむ際には、面倒な準備ステップがあり、地味にストレスを感じていました。
余計な準備ステップとは、
①ハンドルポストを最長まで伸ばす
②ブレーキなどがフラットになるようにハンドルバーの角度を調整
という工程のことで、折りたたむ前に必ず必要になります。
さらに、折りたたむ際にもハブ部の固定マグネットにハンドルバーが干渉しないようにする必要があり、前後タイヤの間にピタっと収まるように気をつけながらたたみます。
この作業で、10秒くらい余計に時間がかかります。たかが10秒くらいでも毎度となると、ちょっと面倒になります。
このように、「軽量化」「折りたたみステップ簡素化」「見た目向上」といった効果を狙って、伸縮しない通常タイプのハンドルポストに交換することにしました。
カスタムの効果が期待できそうです。
ダホン・ボードウォークD7
2.ハンドルポスト交換
ダホンのハンドルポストは、取付方法が特殊なため社外パーツがほとんどありません。また、信頼性を考慮すると純正パーツから選ぶのが無難な選択だといえます。
幸いにして、純正のハンドルポストは長さ(高さ)や角度、カラーなどバリエーションが豊富です。自身の体格や乗車ポジションに合わせて選ぶことができます。
純正ハンドルポスト
ダホンのサイトによると、純正品として取り扱っているハンドルポストは9種類(形状としては7種類)もありました。
購入したのは「QR Handlepost 330mm/12°」という商品です。
今回は、標準装備のハンドルポストの最短長:340㎜との差が少ない、長さ:330㎜にしました。また、ハンドルがフレームの外側に折れるタイプを選びました。
カラーは、アルミ無垢のシルバーで表面はシボ加工(梨地)という点は変わらないのは残念ですが純正なので仕方ないですね。
安心の純正パーツなのだ。
レビュー
ショップにパーツ交換を依頼して、出来上がったので写真で比較してみます。
今回は、ハンドルポスト交換と同時にペダル交換と前後フェンダーの取り外しも依頼しました。
【ビフォー】ほぼノーマルの状態
【アフター】これまでのカスタム結果
新しいハンドルポストは一体式になったので見た目がスッキリしました。ポリッシュ加工であればなお良かったのです。
気になる乗車ポジションの変化ですが、実際に乗って見たところ想定通りで全く問題ありません!
ハンドルポストの長さと角度が少し変化しています。ポジション的にはハンドルの位置が1㎝低く、数㎝前方になっています。
以前のハンドルバーのカスタムとの相乗効果により、ハンドル(グリップ)の位置がやや遠くなったことで、窮屈さのない自然な前傾姿勢が取れるようになりました。
カスタムの効果で、自分の好みの乗車ポジションに近くなり、より快適に走ることができるようになったと思います。
【参考】ビアンキ・フレッタのハンドルポスト交換
乗りやすいポジションになりました。
もうひとつの改善ポイントである、折りたたみステップの簡素化も達成したのですが・・・
ハンドルポストをたたんだ際の固定法がないため、現状ではブラブラしてしまいます。
まだ、この仕様になってからは輪行していませんが、輪行袋への収納の際には気を付ける必要がありそうです。
ハンドルポストのパーツ構成が簡素化されたので、見た目のスッキリ感が出たことはもちろん、軽量化の効果も大きく、今回のカスタムで約200gの軽量化がはかれました。
見た目と数値の納得感があります!
おまけ
クルマと同様に、自転車の魅力のひとつがヘッドのエンブレムです。文字通りブランドの顔であり、カラフルなデザインにブランドごとの特徴があります。
最近のダホン車のヘッド部は、カゴなどを取り付けるブラケットになっているので、エンブレムがなかったり、あっても地味だったりします。
早速、ネットで検索してエンブレムを物色します。調べてみるとダホンには純正・社外パーツ含めていくつかのデザインのバリエーションがあるようです。
新しくなったハンドルポストに取り付けてみました。
純正に近いデザインのものを選びましたが、ブラックとグリーンのコントラストが効いていて、なかなか上質感があるエンブレムです。
以上、ハンドルポストのカスタムはいかがでしたでしょうか?今回のカスタムでも軽量化と見た目向上のミッションを無事に達成できました!
これで、購入時にカスタム計画を立てた軽量化&見た目向上カスタムは、第1章が完了しました。
これからもボードウォークで輪行・ポタリングを楽しみたいと思います。
【カスタムまとめ】これまでのカスタム結果について
カスタムはキリがないのだ。
ハマらないように注意しないと・・・
最後までご覧いただきありがとうございます。
もしよかったら、フォロー・ブックマークしていただけると嬉しいです!