こんにちは!カスタム池にハマっている中年Kです。
2008年に購入して15年目を迎えた「ビアンキ・フレッタ」に2022年4月に実施したリフレッシュ整備&カスタムの様子についてご紹介します。
M師匠は「今年こそは輪行旅を復活したい!」と思い立ち、愛車・ビアンキ・フレッタをリフレッシュのために本格的なメンテナンスを行い、同時に輪行への最適化をはかることにしました。
フレッタのベース車となった「BD-1」「Birdy」はもちろん、折りたたみ自転車・ミニベロの初級・中級カスタムの参考にもなると思いますので、是非ご覧ください!
【参考】購入直後のフレッタのカスタム状況
まだまだ頑張ってもらうのだ!
1.15年目のリフレッシュ
現在は、多摩地区に引っ越しをしたこともあり、折りたたみ自転車・ミニベロに豊富な経験がある東京・杉並の「和田サイクル」さんに点検整備とカスタムをお願いしました。
写真は、店舗内で撮影したカスタム実施前のフレッタの様子ですが、この時点ではまだ地味な印象に映ります。
①ハンドルポスト交換
今回のカスタムでのメインとしていたのが、ハンドルポスト交換でした。
パーツ自体の不具合というよりは、乗車ポジションの改善が目的です。
というのも、ハンドルポストの前傾角がきついためハンドルの位置が遠く、身長158cmのM師匠にとってはサイズが合っていなかったためです。
写真は、ハンドルポスト交換のビフォー・アフターになります。
一目瞭然で、ハンドルの位置が手前側に来ています。これならM師匠の体格にもフィットすると思います。
ハンドルポストの交換とその効果については長くなりそうなので、別の機会で詳しく書こうと思います。
なお、Birdy純正パーツでもカラーや仕様によっては、古いストレート・フレームのモデルには適合しない場合があります。
生まれ変わったのだ!
②シートポスト交換
特に不具合は感じなかったのですが、点検の際にシートポストのヤグラ部分に小さなクラックが見つかりました。
純正のシートポストに交換しました。元はチタン・カラーでしたが、ハンドルポスト交換と合わせてブラックに変更したため、引き締まった印象になりました。
と、ここまでは良かったのですが、この新しい純正シートポストで気になる問題点があります。
それは、通称ヤグラといわれるサドルの固定方法です。
円弧状に空いた大きな穴にネジで締め付けて固定します。この固定方法では、サドルに体重がかかるとネジ部分が円弧状の穴に沿って徐々にズレてきて、後ろ方向にサドルが傾いてしまうという現象が起きます。
ネジを強めに締めても起きてしまうので、どうみても設計ミスというか仕様に問題があるような気がします。(私のやり方がよくないのかも知れません)
今後、Birdyのシートポストを替えたいと思う人は、純正パーツではない汎用パーツ等も検討してみると良いかも知れません。
解決策を探る必要があります。
2.カラー・カスタムの沼
大物パーツの交換と違って手軽にできる内容になっています。好みに合わせてマイペースで仕上げられるカスタムです。
①カラー・ケーブル
点検の結果、ケーブル類に経年劣化によるダメージがあり交換を勧められました。15年目なので当然ですね。
この際なので、ブレーキケーブルとシフトケーブルをスプリングと同じ赤い色にしました。
ケーブルは安心のブランド・世界のシマノ製です。
ケーブルは、安価な割に目立つパーツのため、カラー・カスタムをはかるには効果的。ミニベロ初心者にもオススメのカスタムです。
ケーブル類は、メーカもカラーもバリエーションが豊富なので、お気に入りのカラーをアクセントにすると見た目と自己満足度がかなりアップします!
前後スプリングに加えてケーブルも赤になったことで、シルバー+ブラックの車体に赤のアクセントが強目につきました。
これも効果はばつぐんなのだ。
②カラー・プーリー
アクセントカラーの効果について味を占めたM師匠。いつの間にリアディレーラーのプーリーまで交換してしまいました。RIDEA製のカラー・プーリです。
そういえば、チェーンもいつのまにゴールドに変わっていますね。
よりによって1番汚れやすくて掃除が面倒なパーツをカラー・カスタムするとは・・・。ちなみに掃除は中年Kのミッションです。
③カラー・ボルト
いつの間にこんなものも購入していました!
チェーンリングのボルトです。交換は、簡単なのでサクっとできます。
ゴールドになったチェーンとのマッチングはいいですが、赤のアクセントと合わせると少しうるさいように感じます。
危険な兆候のような・・・
④エンブレム
エンブレムは自転車の顔です。ここがカラフルだと華やかな印象になります。
ノーマル状態では、シルバーのエンブレムが着いていました。ポリッシュのフレームにシルバーなので地味でした。せっかくの有名ブランドなので、ここが地味なのはもったいない。
中年Kがダホンのエンブレムをネットで物色していた際に、ビアンキのゴールド・エンブレムを発見したのでついでに購入しました。
ゴールドのエンブレムになって、見た目が少しアップしました!
高級感がアップしたのだ。
3.輪行最適化カスタム
カラー・カスタムに熱が入り過ぎてしまいましたが、最後に本来のカスタムのもうひとつの目的であった輪行の最適化を行います。
①バーディ・ポーター
輪行の際「ブロンプトンのように折りたたんだまま転がせたらいいなぁ〜」と思っていました。
特に、人の多い駅構内を転がして移動できれば、ストレスもなく安全になります。
BD-1・Birdy向けとして、リア・キャリアなどにホイールが付いた社外パーツがいくつかリリースされています。
今回は、輪行をラクにするための切り札として、加茂屋「バーディ・ポーター」をというホイール付きのパーツを取り付けてみました。
リア・スイングアームの付け根の部分にあるネジ穴を利用して取り付けます。
ポリッシュのフレームにも違和感なく馴染んでいます。なんとなくリアウィング的なアクセントになりました。
フレッタを折りたたむんだ状態はこんな感じ。
バーディ・ポーターのタイヤがシートポスト下部で接地するので、自立の安定感が少しだけアップします。
この状態で、ハンドルだけを起こして持てば、駅構内など輪行袋に入れる前の状態でも少しコツは要りますがコロコロと押せるようになります。
フレッタは初代BD-1のフレームのため、現行Birdyのモノコックやクラシックとはパーツの互換性がなかったりするようなので、購入の際にはお気をつけください。
カスタムまとめ
今回実施した15年目のリフレッシュを終えた、現在の姿になります。
存在感のあるストレートフレームが際立つポリッシュカラーを活かし、ブラック基調のパーツに赤をアクセントにしたカスタムを進めてきました。
改めて見ると女性向きのミニベロなのか?という疑問も残りますが・・・いい感じに仕上がったのではないかと思います。
このフレッタは、購入後15年以上も経過しましたが、フレームやサスペンション、変速機構などには特に大きな不具合はありません。
今後もまだまだ現役バリバリで活躍してくれるでしょう!
今でもピカピカなのだ。
フレッタは丈夫な自転車です!
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