こんにちは!「六輪車生活」管理人の中年Kです。
この六輪車生活では、オープンカーとミニベロを使ったさまざまな楽しみ方についてご紹介しています。
オープンカーとミニベロの維持・管理においては、屋根付き駐車場の確保がキーポイントになってきます。マスト条件ではありませんが、屋根付き保管ができることで所有のハードルは大きく下がります。
私の場合は、たまたま引っ越した家が賃貸ガレージハウスであったことで、その後のオープンカーを所有するきっかけになりました。
今回は「TAMAGAWA BASE」と勝手に銘打って、ガレージハウスでの生活についてご紹介していきます。
珍しい賃貸ガレージハウスなのだ。
物件探しは「縁」です!
1.物件探し
これまで、私たちは東京の下町地域に住んでいました。しかし、2016年に仕事上の事情により、多摩方面に住む必要に迫られてしまいました。
とはいえ、2人とも多摩地区にはあまり土地勘もなかったため、週末を使って実地調査を兼ねつつ物件探しを始めました。
当時のマイカーはオープンカーではなかったのですが、物件は駐車場付きで、できれば屋根付きという条件で探すことにしました。
やはり、青空駐車場ではセキュリティ面だけでなく、直射日光や風雨によりボディが痛みやすいという問題があります。そのため、マスト条件ではありませんが屋根付き駐車場を希望しました。
時間があれば不動産ポータルサイトを検索し、気に入った物件があれば不動産屋に週末の内覧のアポを取る、というような日々を過ごしていました。
そんなこんなで、3ヶ月の間に10件近くの物件を内覧しましたが、どれもイマイチ決め手に欠ける状況が続き、物件探しは難航していました。
そんなある朝、ポータルサイトの検索条件から路線・駅の範囲を拡大して検索したところ、当初希望よりも郊外ではありますが、駅チカのガレージハウスがヒットしました!
早速、不動産屋にアポを取り、その日のうちに内覧に行きました。
コンクリート打ちっぱなしの外観&内装が素っ気ないほどシンプルだけど、郊外の賃貸物件とは思えないスタイリッシュな建物でした。
実は、漠然とした夢として「世田谷ベースみたいなところに住みたい!」と日頃から思っていました。とはいえ、そんな物件は賃貸ではあり得ない夢物語です。
しかし、物件探しで悩んだ結果、夢のようなガレージハウスに出会えました。しかも、郊外の立地で設備がシンプルなため賃料が安い、という点も奇跡でした。
まさに運命の出会い!やはり、不動産は一期一会ですね。
いい物件が見つかったのだ。
2.TAMAGAWA BASE紹介
我が家は、賃貸マンションでは珍しいメゾネット+ビルトインガレージ+屋上という集合住宅です。
3階建ての世帯が横に8軒並んでいるような造りなので、マンションというよりは長屋のような物件です。
この物件は、デザイナーズマンションとうべき建物で、とある有名建築家が駆け出しの時代に設計したそうです。
一軒家のような感覚で住める物件です。
1F ガレージ
この物件は、3階建ての1階部分がガレージになっています。
ガレージの前面は、シャッターではなく大きな扉になっています。手動式でガバっと豪快に開け閉めする仕様ですが、ガレージにこのフタがあるかないかで安心感が大きく違ってきます。
ガレージの幅は3600㎜(2間)あるので、幅の広いジャガーでも余裕で入ります。さらに、自転車を置いても人が通れるスペースも十分に確保できます。
私たちが、オープンカーとミニベロを併用した「六輪車生活」を実現できているのは、このガレージがあってこそです。
オープンカーもミニベロも屋根付き駐車場でなければ、風雨の問題などで維持が難しかったと思いますし、そもそもオープンカーなんて買わなかったでしょう。
ガレージと軒先のスペースがあるおかげで、クルマと自転車の保管はもちろん、メンテナンスや洗車などが手軽にできるので便利です。
また、ガレージの軒先にキャンプ用の椅子を出して、クルマを眺めながらのんびり過ごすこともできます。日々のストレスから解放される癒しのひとときです。
まさに、世田谷ベースのような「秘密基地」の感覚なので、TAMAGAWA BASEと勝手に思っています。
飲んでばっかりなのだ。
2/3F 住居スペース
内装も外装と同様に、壁や床のほとんどがコンクリートの打ちっぱなしです。
全体的に内装の仕上げがシンプルであり、キッチンやバスなどの住宅設備がやや劣っていますが、その分賃料が安いというメリットにもつながっているようです。
打ちっぱなしだと冬は寒そうなイメージがありますが、実際に住んでみると鉄筋コンクリートの外壁は断熱性が高いので、思った以上に快適に過ごせます。
また、住宅設備が乏しい点は、なんとか工夫しながら補って暮らしています。
例えば、打ちっぱなしの壁面にある「ピーコン穴」を利用して棚やハンガーなどをDIYで取り付けて収納や装飾の工夫をしています。
近所には大型ホームセンターもあるので、木材を買ってきて水性塗料でステイン加工をすれば、何となくそれっぽい棚が簡単に出来上がります。
DIYは少々面倒ですが、工夫することで住みやすくできる点とオリジナリティが出せる点が楽しみのひとつです。
工夫のしがいのある物件です。
RF 屋上
この物件のもうひとつの特徴が屋上です!
室内を二分するように建物の中央にスケルトンの階段があり、屋上に出ることができます。天井に扉が付いていて、航空機のキャノピーのように押し上げて屋上に出る形になります。
屋上からの眺めもなかなかで、高尾や奥多摩の山を一望できるだけでなく、天気の良い日には富士山も見ることができます。眺望の良さは、郊外の良いところです。
夏は暑く・冬は寒い環境ですが、気候の良い夕方に屋上へ出てお酒を飲むのが最高に気持ちいいです!
また飲んでいるのだ。
以上、ガレージハウスの魅力についてお分かりいただけたでしょうか?
この「TAMAGAWA BASE」は、ビルトインガレージと屋上があることが最大のポイントであり、日常生活にメリハリをつけることができます。
賃貸でこのような物件はレアかもしれませんが、ガレージハウスを検討している人の参考になれば幸いです。
六輪車生活の原点です!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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