こんにちは!折りたたみ自転車乗りの中年Kです。
16年間乗ってきたダホン・エスプレッソですが、実は昨年末(2023年12月)に手放してしまいました。
激レア車・エスプレッソについては、これまで施してきたカスタム内容についてご紹介をする予定でしたが、記事にする前にさよならとなってしまいました。
今回は、エスプレッソの思い出についてお話ししたいと思います。
さようならなのだ・・・
折りたたみ自転車の番外編です。
1.エスプレッソの思い出
ダホン・エスプレッソは、2007年に購入しました。
なぜ折りたたみ自転車を選んだかというと、自宅マンションの玄関先に自転車を置きたいからでした。
当時の住んでいたマンションは、駐輪場が地下にあったため自転車の出し入れが面倒だったこともあり、さらに自転車関連のご近所トラブルを避けたいというのもポイント。
実際に乗ってみると、さまざまな楽しみ方ができることが分かり、ちょっとした沼ならぬ池にハマってしまいました。
思い出がたくさんつまっているのだ。
輪行
輪行の楽しさを教えてくれたのがエスプレッソです。
折りたたみ自転車とはいえフルサイズなので持ち運びには多少しんどい場面もありましたが、やはり簡単に折りたためるという点により、輪行のハードルはグッと下がります。
さらに、カスタムで2kg以上軽量化したために(重量約12kg)輪行時の機動力はかなり改善されました。
初の輪行旅は、新幹線に乗って京都へ。
東京から湘南方面へ一泊二日の輪行旅行にも行きました。
折りたたみ自転車・ミニベロを購入する最大のメリットは輪行だと思います。
実際に輪行をしてみて、自転車が折りたためることで可能性が一気に広がることを実感しました。
逆に、輪行をしないのであれば折りたたみ自転車は不要で、折りたたみ機構のない通常フレームの自転車を買うべきです。
価格・重量・耐久性の観点で比べると折りたたみ自転車は劣勢です。
輪行で自転車の楽しみ方が拡がます!
ポタリング&ロングライド
当時は浅草の近くに住んでいたので、主に下町方面をポタリングしたりしながら楽しんでいました。
エスプレッソは、ポタリングだけでなくロングライドもそれなりにこなせます。これは、ミニベロにはないフルサイズ車のメリットでもあります。
横浜まで片道40kmのロングライドを楽しんだこともありました。
ロードバイク・ガチ勢にとっては40kmなんて大したことないかも知れませんが、なんちゃってクロスバイクの折りたたみ自転車だと、まぁまぁしんどい距離でした。
カスタム
冒頭にも述べた通り、エスプレッソのカスタムに記事を書くことなく手放すことになってしましました。
ママチャリっぽい見た目と性能を改善すべく、そこそこ走れるクロスバイク風に少しづつカスタムをしていきました。
せっかくなので、エスプレッソのカスタム概要について軽くおさらいします。
パーツ | カスタム内容 |
変速・クランクセット | 前3速+後7速から前シングル+後9速へとシンプル化。 |
ホイール | 純正は8速以上のカセットに非対応。AREXRIMS製に交換。 |
タイヤ | MAXXIS Detonatorでクロスバイク風に。 |
ペダル | WELLGOのアルミ製で軽量化。差し色としてブルーを選択。 |
シートポスト | 純正のポンプ内蔵タイプからノーマルのアルミ製に交換。 |
ハンドルバー | ライズ角の強い純正からストレートバーなどに交換。 |
ステム | アップライトなタイプを低く前方に伸びたタイプに交換。 |
ケーブル | 差し色としてブルーに変更 |
結局、6万円弱で買った自転車に6万円以上もコストが掛かってしまいました・・・。
フレームとフロントフォーク以外は全てパーツ交換をするハメになりましたが、おかげで軽量化とスピードアップの両方を達成できました。
ポリッシュのフレームを活かして、パーツはブラックを基本にブルーを差し色としてアクセントを効かせてみました。
いわゆるルック車から中級クロスバイクくらいにはグレードアップしたのかな?と思います
カスタムはキリがないのだ。
2.エスプレッソ最後の日
エスプレッソは16年間所有しましたが、実はこの1年くらいはほとんど乗れていませんでした。
輪行用に購入したダホン・ボードウォークがいつの間にかメイン車になっていたためです。
あとは、折りたたみ時に間違えてフロントフォークを逆方向に曲げてしまい、フロントブレーキのケーブルがちぎれたまま放置していたことも乗らなくなった原因のひとつでした。
今回は、たまたま引き取ってくれる人がいたので、有効活用してもらえればと思い手放すことにしました。
いよいよお別れの日です。
クリーニング
ということで、最後くらいは綺麗にしてあげようと思い、クリーニングすることにしました。
スプロケットやチェーン、BBまわり、ハブなどの油汚れのひどい箇所にクリーナーを吹きかけて洗浄します。
綺麗になったエスプレッソの最後の勇姿を写真に収めます。
購入後ずっと屋内またはガレージ保管だったので、ダメージは最小限に抑えられました。パッと見には16年も経った自転車には見えないと思います。
きれいになったのだ。
いざ引き渡し
綺麗になったところで無事に新オーナー様に引き渡し!
この後は、なんと約25kmの道のりをエスプレッソで帰っていきました。
ありがとう!エスプレッソ。新しいオーナー様の元でも元気に活躍してくれることを願っています。
喜んでもらえて何よりなのだ。
乗ってもらえる方が自転車も幸せです!
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