こんにちは!東京・多摩の産直グルメを勝手に応援している中年Kです。
突然ですが、東京都でワサビが採れるって知ってましたか?
ワサビの産地といえば、伊豆の天城や長野など山深く水のきれいな場所を思い浮かべると思います。
実は、東京都の奥多摩地域ではワサビの栽培がされていて、ワサビ漬けなどの加工品だけでなく、生のワサビまで買うことができるのです。
今回は、東京都内で買える産直ワサビについてご紹介します。
お刺身の方が好きなのだ。
チューブ・ワサビには戻れなくなります!
1.本日のドライブルート
東京都の最西部に位置する奥多摩地域には、2000mを超える雲取山をはじめとして、意外にも標高の高い山地が広がっています。よって、ワサビの産地としての条件も備えているんだと思われます。
2016年に多摩地区に引っ越してきて、何気なくドライブをしていた時に看板で見つけたのが、今回お邪魔するワサビの直売店「千島わさび園」さんです。
奥多摩といっても青梅市との境から離れていない場所にあり、都心からでも遠い場所ではありません。
都内からは新奥多摩街道、青梅街道などからアクセスできる場所にあります。
また、電車でもアクセスは可能です。JR青梅線の川井駅から徒歩10分程度の場所にあります。
今回は、新奥多摩街道を経由して吉野街道を遡るルートで向かいます。
そんなに山奥ではないのだ。
2.ワサビ・ドライブ
奥多摩街道から青梅を通って奥多摩方面へと向かいます。
目的地は奥多摩の入口そいえるような場所のため、イメージするよりは時間もかかりません。
新奥多摩街道を多摩川沿いに遡って青梅の手前辺りで多摩橋を渡って吉野街道を進みます。
吉野街道は、道幅が比較的広く交通量も多くないため、対岸の奥多摩街道よりは走りやすいと思います。
青梅市をひた走り、奥多摩が近づいてくると風景がだんだんと山深くなってきます。
しばらく走ると御岳神社の参道が見えます。
ここから山を登るとお寺がたくさんあるようです。宿坊ツアーもあったりするので、そのうち体験してみたいと思います。
こちらは氷川橋。ダイナミックなデザインが目を惹きます。
デイキャンプに最適な「氷川キャンプ場」を過ぎるとすぐに目的地に着きます。
新鮮なワサビはもうすぐです!
ワサビ・ワールド
今回の目的地「千島わさび園」さんに到着です!
こちらのお店は奥多摩の山奥に自社のワサビ田を持っていて、採れたての新鮮なワサビをゲットできます。
店先にある軽トラは、ワサビ田で収穫したワサビを運んできた直後のようでした。
早速、店内にお邪魔します。
小さな店内ですが、ワサビの加工食品がたくさん売られています。ワサビ漬けをはじめバラエティ豊かな品揃えです。
「のりわさび」も気になります。ご飯に乗せて食べるとおいしそうです。
上段にある「極上のりわさび」のフタに金色のシールが貼ってあるやつは激辛だそうです。
今回は「ワサビ味噌」を購入。
お店の人によると、ワサビ味噌はもろきゅうにするとおいしいそうです。確かにおいしそうな予感がビンビンと伝わってきます!
見るだけで辛そうなのだ。
おいしいワサビ3つのポイント
今回の本命の生ワサビもたくさんあります!
ワサビは、大きさや出来栄えによって値段に差があります。でも、素人にはどれを選んでいいのかわかりません。
そこで、お店の人にいいワサビを選ぶポイントについて聞いてみました。
・根が太い
・まっすぐ伸びている
・緑色が濃い
もちろん、新鮮な採れたてのワサビがおいしいのはマスト条件です。
ということで、太くて色の鮮やかな1300円のワサビを買いました!(写真は買った後のものでした・・・)
お店の人が親切に教えてくれます。
3.実食レポート
早速、新鮮なワサビをいただこうと思います!
ワサビは、鮫肌のおろし金を使ってすりおろします。
これまで、生姜をする陶器製のおろし金やワサビ用と謳った金属製のおろし金などを試行錯誤してきましたが・・・きめ細かくおろせて辛味だけでなく甘味も感じられる鮫肌に落ち着きました。
浅草・合羽橋道具街でゲットした鮫肌のおろし金を使って生ワサビをすりおろします。
ワサビを回転させるようにゆっくりとおろしていきます。強くおろすと熱を持ってしまうため風味が落ちるので、あせらずゆっくりおろすのがコツです。
今回もいい感じにおろせました!
先日、購入した新米のコシヒカリを新しい炊飯器でご飯を炊きます。
【参考記事】象印・圧力IH炊飯器NWMA07レビュー
ふっくらの炊きたてご飯に鰹節をまぶして、鮫肌でおろしたワサビをのせます。これがたまりません!
ごはんの甘味とワサビの辛さのコントラストに鰹節のコクがアクセントになっています。
辛いといっても奥多摩のワサビはツン!としたキレのある辛さはほどほどで、甘さというかほっくり感があってマイルドな味わいです。
この味を知ってしまうと市販のチューブタイプのワサビはもう食べられなくなります!
絶対的な値段は高くないですが、高級料亭でもなかなか味わえない贅沢なおいしさだと思います。
クセになるおいしさです!
お刺身が欲しくなるのだ。
私がワサビ丼のおいしさを知ったのは、千島わさび園の近くにあるこちらのお店です。
【おまけ情報】隼(はやぶさ)
いかがでしたか?東京都でもワサビが採れるなんで意外ですよね。
今回ご紹介した「千島わさび園」さんは、都内だけでなく関東近郊からでもアクセスしやすいので、奥多摩ドライブがてら買いに行ってみてはいかがでしょうか?