こんにちは!折りたたみ自転車・ミニベロ乗りの中年Kです。
今回は、折りたたみ自転車のロングセラー商品「ダホン・ボードウォークD7(DAHON Boardwalk D7)」についてご紹介します。
ボードウォークの購入をご検討されていたり、折りたたみ自転車・ミニベロはどれを買えばいいのか分からない!という方に向けて、参考となるように詳しく解説していきます。
詳しく解説するのだ。
ひとつの参考としてお読みください。
1.ダホン・ボードウォークD7とは?
このブログでご紹介するのは「ダホン・ボードウォークD7」というモデルになります。
ダホンには、日本での販売代理店(輸入元)の違いでダホン・インターナショナルという名義の「ボードウォークD8」というモデルがあります。販売店によって取り扱いが異なりますのでご注意ください。
ボードウォークは、折りたたみ自転車の世界的ブランド・DAHON(ダホン)の豊富なラインナップの中では、ミニベロ入門車といえるようなポジショニングのモデルです。
スポーツ走行よりも街乗りやポタリングに向いている性格の自転車です。
ダホンの本社はアメリカにあり、製造は中国・深圳になります。
ダホン・ボードウォークD7
20年以上のロングセラーです。
2.ボードウォークを徹底解説!
それでは、ダホン・ボードウォークD7のデザイン・外観について見ていきたいと思います。
デザイン・外観について
フレーム
クロモリ(クローム・モリブデン鋼)製のフレームを採用しています。クロモリらしい細身のストレートフレームが特徴です。フレームの構成がシンプルなので、スマートなフォルムになっています。
どちらかというと無骨なデザインが多い折りたたみミニベロの中では、穏やかな雰囲気のデザインだと思います。
装備など
ハンドルのグリップやサドルはブラウンで統一されていて、クラシカルな雰囲気があります。
クロームメッキ調のフェンダー(泥除け)が装備されているので、雨の日でも泥はねを心配せずに乗ることができます。さらに、センタースタンドが標準で装備されているので街乗りに便利です。
全体的に穏やかでファッショナブルなイメージなミニベロです。なんとなく、ブロンプトンをちょっと意識しているのかな?という気がしています。(価格は全然違いますが・・・)
折りたたみ機構について
ボードウォークは、DFSと呼ばれるメインフレームを2つに折って車体を半分にたたむというダホンのスタンダードな方式です。
ちなみに、DFSとは「Dahon Folding System」の略称というなんともベタなネーミングです。
折りたたみのヒンジ部は、嵌合面が立体的な構造となっていて、リンクでしっかりと嵌合面に圧力がかかるようになっています。ヒンジ自体も造りがしっかりしており、ガタつきなどもありません。
ダホンの折りたたみの作業はとても簡単なので、慣れれば1分もかからずコンパクトに折りたためます。
折りたたみ方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
折りたたんだサイズは、幅78㎝・高さ65㎝・奥行34㎝になります。(メーカー公称値)
さらに、Deltecと呼ばれるケーブルを張ることでフレームとヒンジ部の負担を分散して軽減させる独自の仕組みも採用しています。
ダホンは、折りたたみに関する特許もたくさん取得しており、業界をリードしているトップブランドです。折りたたみ機構については心配ないと思います。
カンタンにたためるのだ。
ダホンは丈夫で耐久性も高いです。
メカ・機能について
続いて、走行に関する機能面について見ていきたいと思います。
コンポーネント
メインコンポは、SHIMANOのMTB向け下位グレードのパーツが装着されています。リアディレーラーとシフターは、TOURNEY(ターニー)の7段変速になります。
下位グレードといっても、シティサイクル(ママチャリ)に装着されているシマノのディレーラーよりは高性能なものです。
街中では、せいぜい20〜25km/hくらいまでしか出さないと思いますので、TOURNEYの7段変速でも特に問題はありません。
中年Kは、ボードウォークを街中(ほぼ平坦な道のり)を走る場合は、2〜5速でほぼ事足りています。
フロントのチェーンリングは、52Tと大径となっているので、20インチのタイヤでも十分なスピードが出せるような構成になっています。
ちなみに、格安ミニベロには36Tなどといった小さいチェーンリングが付いているため、漕いでも漕いでもスピードが出ないのです。
ロングライドやハイスピードなスポーツ走行には、少々役不足ですが、通常の街乗りやポタリングなどの10~20km程度の走行距離には、十分な性能にまとまっていると思います。
ママチャリよりも軽快に走れますよ!
ブレーキ
ブレーキは、一般的なVブレーキが装着されています。こちらはSHIMANOではなくPROMAXという、やや安価なブランドのものです。効きや操作感などは特に問題なく、当然ですが止まらなくて危険ということはありません。
カラーは、アルミの無垢材で鈍い輝きを放っていて、車体全体の雰囲気にマッチしています。
タイヤ・ホイール
タイヤ・ホイールには、ミニベロで一般的な20インチのETRTO406という規格のものが装着されています。
ホイールは、ダホン製のスタンダードなタイプが装着されています。もし、変速を8段以上にグレードアップしたい場合には、カセットの互換性の問題からリアホイールごと交換する必要があるので注意してください。
標準のタイヤは、KENDA Kwestの1.5インチという、やや幅が広めの街乗りでの快適性を重視したものが付いています。
タイヤのサイド面は、アイボリー色のツートンカラーとなっていてカジュアルな印象です。
重量
クロモリはアルミに比べてしなやかな素材なので、乗り味がマイルドになります。その反面、重量が重くなることがデメリットです。
ボードウォークは、ノーマル状態だと12.5kgになります。一般的なアルミフレーム製の20インチのエントリーモデルは、大体12kg前後なので、それらに比べるとやや重い部類です。
ペダルを付けた重量では13kgを超えるので、ノーマルのままだと輪行時にバッグを担ぐとやや重く感じると思います。
とはいえ、格安ミニベロが15kg以上あることを考えると、十分に軽量なモデルです。
輪行するには軽量化したくなります。
主要スペック
■年式:2022年モデル
■フレーム:クロモリ
■フロントフォーク:スチール
■ホイール:DAHON 20インチ(406)
■タイヤ:KENDA Kwest 20×1.5
■リアディレーラー:SHIMANO TOURNEY
■シフター:SHIMANO TOURNEY
■クランクセット:52T(ブランド不明)
■リアカセット:SHIMANO 7段 12-28T
■ブレーキ:PROMAX Vブレーキ
■重量:12.5kg
■車両価格:71,500円(税込・2022年5月)
ダホン・ボードウォークD7の最新情報はこちらでご確認ください。
気軽に使いやすいスペックです。
3.ボードウォークの優れた点とは?
最後に、ボードウォークを実際に使ってみた評価についてオーナーの「生の声」としてご紹介します。
オススメする3つのポイント
ダホン・ボードウォクをオススメできるポイントを中年Kの独断で3つほど挙げてみました。
ここがオススメなのだ!
幅広いユーザーにマッチするダホン・ボードウォークは、価格的には格安とはいえませんが、折りたたみ自転車・ミニベロの入門車として最適ではないか?と思います。
また、考え方を変えてみると、標準ではベーシックなパーツが装着されているので、カスタムによる性能アップ・軽量化の伸び代が大きいともいえます。
誰にでもオススメできます!
以上、ダホン・ボードウォークについてお分かりいただけたでしょうか?
今回は、自転車の概要の紹介になりましたが、今後は実際に乗ってみたレビュー記事や軽量化・カスタムの記録などもこのブログでご紹介していきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
もしよかったら、フォロー・ブックマークしていただけると嬉しいです!