こんにちは!カスタム池にハマっている中年Kです。
これまで、ダホン・ボードウォークD7の軽量化・見た目カスタム計画を着々と進めてきましたが、いよいよ佳境に入ってきました!
ボードウォーク・カスタム記録の5回目の今回は、ペダルのカスタムについてご紹介します。
ハンドルバーに続いて、ペダル交換も軽量化・見た目・機能の一石三鳥のカスタムになりました。
前回のハンドルバー交換の記事はこちら。
まだまだ終わらないのだ。
ペダルは効果の高いカスタムです。
1.残念な純正ペダル
ボードウォークD7の純正には、プラスチック製の折りたたみ式のペダルが着いています。
エントリーグレードなので、恐らく低コストなパーツだと思いますが、造り自体は意外にしっかりしています。また、折りたたみも簡単にできるペダルです。
普通に考えると特に問題ありませんが、天邪鬼な中年Kはちょっと不満・・・。
デザインが無骨というかなんというか・・・まるで子供用自転車のペダルみたいで、とても安っぽく感じます。
さらに、重量が約500gもあるので、ペダルとしてはヘビー級の部類になります。
ダホン・ボードウォークD7
2.ペダル選び
とにかく、純正ペダルの見た目と重さを改善したいということで、ペダルを交換したいと思います。
譲れない3つの条件
いつもの例にならってペダル選びの譲れない条件を考えてみます。
- 軽量化:300g台
- キラキラ:ポリッシュ仕上げ
- コンパクト:折りたたみor着脱
軽量化ということを考えるとヘビー級の純正ペダルが約500gなので、300g台の前半を目指したいところ。そうすれば、ペダル交換だけで一気に200g近い軽量化が見込めます。
あとは、いつものようにアルミのポリッシュ仕上げなどの金属パーツらしいツヤ感のある見た目がマスト。
さらに、ボードウォークの購入を検討した原点である「輪行」を考えると、折りたたみ式・着脱式のどちらかが必須条件になります。やはり、折りたたみ時にコンパクトになる点も譲れないポイントのひとつになってきます。
当然、基本的な条件としてコスパも重視したいと思います!
今回もこだわりって探すのだ。
候補はコレだ!
折りたたみ式・着脱式のペダルをいろいろと調べてみました。
さまざまな条件を加味すると、結局のところ安心の国産メーカー・三ヶ島製作所製(MKS)の一択に落ち着きます。
2つある着脱ペダルブランドでもリーズナブルな「Ezyシリーズ」から選んでみることにします。
とはいえ、種類が豊富で選ぶのも迷ってしまいそうです。とりあえず、商品別にスペックをまとめてみました。
商品名 | CYGMA Ezy | PROMENADE Ezy | US-S Ezy | Compact Ezy | UB-LITE Ezy | AR-2 Ezy | MT-E Ezy | UX-D Ezy |
写真 | ||||||||
サイズ | 73×64㎜ | 85×64㎜ | 64×52㎜ | 75×67㎜ | 93×64㎜ | 100×62㎜ | 102×64㎜ | 90×69㎜ |
ボディ | アルミ | アルミ | アルミ | アルミ | アルミ | アルミ | アルミ | PP |
重量 | 316g | 351g | 498g | 302g | 364g | 340g | 370g | 300g |
価格 (税込) | 10,054円 | 9,933円 | 14,443円 | 14,300円 | 10,285円 | 9,823円 | 9,702円 | 5,544円 |
今回、中年Kが見た目・軽さ・価格のバランスで選んだのはこちらのペダルです。
ちなみに、M師匠のビアンキ・フレッタも「Ezy PROMENADE」を装着していたので、互換性のあることもEzyシリーズを選ぶポイントになりました。
Ezyシリーズの乗り比べについてはこちらをご参考に。
あまり迷わずに決まりました。
2.MKS CYGMA 徹底レビュー
早速、ペダルが決まったのでショップに在庫確認をして作業してもらう日程を決め、いよいよ運命の日を迎えました!
午前中にショップに行きボードウォークを預け、電車で家に帰りました。
夕方にはカスタム完了の連絡があったので、また電車に乗って自転車を取りに行きます。
ショップに到着してご対面!(写真を撮り忘れました)
途中のコンビニで適当に撮った写真でもかなりいい感じに仕上がったのが伝わるかと思います。
この日は夜になってしまったので、改めてレビューすることにします。
買った日が一番楽しかったりします。
見た目レビュー
まずは、見た目について詳しく見ていきます。
ペダルを装着した感じは、ご覧の通り!
見た目がとにかくスッキリ・スポーティな印象で狙い通りになりました。
コンパクトでシンプルなデザインとアルミ無垢材のポリッシュ仕上げにより高級感があります。
フレームのカラーとのコントラストもあって、質感が見違える感じになりました。
ついでに、M師匠がすでに持っていた「MKS PROMENADE Ezy」と比べてみます。
見た目のスマートさはPROMENADEですが、キラキラ感ではCYGMAに軍配が挙がるかな?
こうなると、クランクセットもポリッシュ仕上げのクラシカルなタイプに交換したくなります・・・
見た目のカスタムは大成功!
走りレビュー
続いて、走りについてレビューしていきます。
踏み心地は、アルミ・ダイキャストの一体成形のためペダルの一体感・剛性感の高さが印象的です。
金属ペダルらしい硬質な踏み応えでダイレクト感があり、ペダルを踏んだ力が逃げずにキッチリとクランクに伝わるような気持ち良い走りです。
コンパクトな設計なので、踏みしろはやや小さく(狭く)なりましたが、今のところは何の問題ないレベル。
三ヶ島ペダルといえば、軸のベアリングの回転の滑らかさが特徴です。
しかし、街乗りレベルでは走りに直接の恩恵は、あまり感じません。ロングライドでは、疲れの軽減などの効果があるのかも知れません。
走りの質がワンランク上がりました。
3.ペダル着脱・徹底解説
このペダルの最大のウリである「簡単・着脱」の様子を写真を使って詳しく解説します。
①ペダルの取り外し
まずは、ペダルの取り外しから実演していきます。
「Ezy」の名の通り、工具は不要で簡単に取り外すことができます。
ワンタッチで脱着できますが、簡単が故の安全対策として、小さなプラスチック製のストッパーが付いています。
この小さなストッパーがあるおかげで、走行中のペダル外れやガタつきを防いでくれるのです。
ストッパーはC字型になっていて、切り欠き部があります。ここに爪などを入れて外します。
このストッパー自体が小さいパーツなので、とにかく外しにくい!
ストッパーが外れたら、後の工程は簡単です。
ストッパーが外れると、パダル根元の金属製のロックパーツがスライドするようになります。
ロックパーツを奥側に押し込むようにスライドさせます。
ペダルの軸のロックが解除されるので、ロックパーツスライドさせたまま、ペダルの軸を引き抜くようにして外します。
たった数十秒で、簡単にペダルが外れました。
このように見た目もスッキリします。
ペダルを取り外すことで輪行はもちろん、普段の収納にも効果を発揮します。
イージー・モードなのだ。
②ペダルの取り付け
続いて、ペダルの取り付けについて解説します。
取り外しとは逆の手順で、クランクに残ったロックパーツにペダルの軸を差し込みます。
ペダルを差し込んだら、ロックパーツを奥にスライドさせます。
そのままペダルを押し込めば、カチッと音がしてロックされます。
最後にストッパーをロックパーツとクランクの間にできた溝にパチンとはめれば完了です。
ストッパーを取り付ける時は、特に難しいことはないので心配は無用です。
このように取り外しと同様、簡単に取り付けることができます。
取り付けも簡単なのだ。
今回のペダルのカスタムで、見た目・軽量化・機能性と一石三鳥の効果が実感できました。
「MKS CYGMA Ezy」は、少々高額なペダルではあります。しかし、約1万円でこれだけの効果があったので個人的には大満足です!
三ヶ島「Ezyシリーズ」は、シンプルかつ確実な着脱式ペダルです。商品ラインナップも豊富なので、幅広い方にオススメできます。
みなさんのカスタムの参考になれば幸いです。
オススメできるカスタムです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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