こんにちは!折りたたみミニベロ乗りの中年Kです。
今回は、輪行には欠かせない輪行袋・輪行バッグについてご紹介したいと思います。
折りたたみ自転車・ミニベロを代表するメーカー「ダホン」が販売している純正アクセサリー「スリップバッグ(Slip Bag)」の使い方について詳しくレビューしてみます!
輪行バッグは、思ったよりもカンタンに使えるので、「輪行にチャレンジしてみたい!」という人は今回の記事を参考にしてもらえると幸いです。
【初心者ガイド】輪行日記・東京下町編
輪行の第一歩は輪行バッグの攻略なのだ。
慣れてしまえがカンタンですよ。
1.輪行について
まずは、輪行についてカンタンにおさらいします。
「輪行」とは、自転車を電車やバスなどの公共交通機関に持ち込んで移動することをいいます。
輪行で旅をもっと自由に
私自身、輪行をするようになって旅の楽しみが広がったように思います。
公共交通機関と自転車を組み合わせることで機動力が格段にアップ。自転車を使えば、徒歩だと行けないような離れた場所にも気軽にアクセスできます。
自動車での旅行の場合には、慣れない道を走るというストレスがあります。さらに、駐車場の問題もあって意外にも旅先での機動力が発揮できないことが多いと思います。
輪行なら、旅行プランの幅と自由度が広がります。
輪行バッグは必需品
電車を使って輪行する場合には、自転車を全て覆うような袋に収納しないと列車内への持ち込みはできません。
袋といっても丈夫な輪行専用品の袋・バッグを指します。ポリ袋のような簡易的なものは認められていない場合が多いようです。
そこで必要になるのが輪行バッグです。輪行バッグにはさまざまなものがありますが、各自転車メーカーから販売されている純正品を選ぶのが安心です。
輪行袋の使用については、各交通機関により異なります。輪行する場合には利用する交通機関の規定などをよく読んで確認してください。
【参考情報】JR東日本の規定
輪行バッグは輪行に欠かせないのだ。
ルールを守って輪行を楽しみましょう!
2.ダホン・スリップバッグ徹底レビュー
今回は、中年Kが愛用しているダホン純正「スリップバッグ」の使い方について詳しくレビューします。
ダホン・スリップバッグとは?
スリップバッグは、自転車のサイズに合わせて4サイズ展開されています。
純正品ならではで、車体サイズごとにフィットする形状で作られています。さらに、しっかりとした素材と縫製で安心感もあります。
中年Kのダホン・ボードウォーク用として20インチモデルに対応した「Slip Bag 20″」を購入しました。
DAHON Slip Bag 20″
ダホン・スリップバッグ 20インチ
幅230ミリ・縦140ミリというサイズなので、リュックの中でも嵩張りません。
また、2箇所あるストラップでシートポストやハンドルポストの固定することもできるので、輪行時にも邪魔にならずに持ち運べます。
安心のメーカー純正品なのだ。
収納ステップを徹底解説
スリップバッグを使った自転車の収納は大きく4つのスッテップで行います。
慣れてしまえば自転車の折りたたみから輪行袋の収納まで5分もかからずにできます!
1.スリップバッグを広げる
2.自転車を袋に乗せる
3.ストラップを装着する
4.バッグのジッパーを閉める
なお、輪行バッグの収納作業は、人通りの少ない広い場所を確保して安全に注意しながら行ってください。
使い方を写真で詳しく解説します!
Step1:スリップバッグを広げる
実際に「ダホン・ボードウォーク」をスリップバッグに収納する様子をレビューしてみましょう!
まずはコンパクトな状態から広げていきます。
グリーンのストラップが付いたジッパーを開けてスリップバッグを広げます。内部というか内側に輪行バッグとなる部分が収納されています。
ジッパーを開けて広げるとこんな感じ。この状態が輪行バッグになります。
淵に沿っているジッパーを開けて、輪行バッグの状態から広げて風呂敷のような状態にします。
床に広げたスリップバッグを見ると、中央部分の底面が「マチ」になっています。
ここまででStep1の工程は終わりです。広げるだけなので、特に難しいことはありません。
Step2:自転車を復路に乗せる
バッグに収納する前にボードウォークを折りたたんでおきます。着脱式のMKS Ezyペダルなのでこちらも取り外します。
折りたたんだボードウォークを先ほど広げたスリップバッグの中央部分のマチの上に乗せます。
SteP2も折りたたんだ自転車を乗せるだけの工程でカンタンです。
Step3:ストラップを固定する
続いては、車体に肩掛けストラップを固定するという大事な工程があります。
まずは、スリップバッグに装着されている肩掛けストラップを探して取り出します。
肩掛けストラップの両端にはクリップが付いています。これをフレームなどの持ち運ぶ際に安定する箇所に固定します。
一方は、折りたたんだ前輪・後輪を結びつけるように固定します。
「タイヤ・ホイールにダメージがあるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、ボードウォークは13kgで中年Kは70kgです。人が乗車する方が何倍もタイヤ・ホイールに負荷がかかっていることになりますので、問題なしと判断しています。
※作業は確認しながら確実にお願いします
残ったもう一方のクリップは、折りたたんだフレームの前端部分に固定します。
クリップを固定するポイントは、なるべく自転車の両端に近い位置に取り付けることです。肩掛けストラップが三角形になることを意識します。輪行バッグを担いだ時に安定感が出るので、持ち運びがラクになります。何度かトライして安定して持ち運びやすい形を見つけてください。
この工程は少々コツが要りますが、クリップを2箇所留めるだけです。
Step4:ジッパーを閉める
風呂敷状に広がったスリップバッグでボードウォークを挟んで包むようにしてジッパーを閉めていきます。
両端のジッパーをしっかり閉めてください。
スリップバッグにボードウォークがスッポリと収納されました!
この工程もジッパーを閉めるだけなのでカンタンです。
細かいステップで解説してきましたが、特に難しい工程がないことがお分かりいただけたでしょうか?
実際は難しいことはありません!
3.輪行バッグの持ち運び
輪行バッグに自転車を収納できれば準備は万端です!
最後に、輪行バッグを持ち運ぶ際のポイントについてご紹介します。
ミニベロは軽量とはいえ10kg以上あります。また、持ち運んでみると意外と大きさもあって苦労します。そのため、肩掛けストラップだけに頼って運ぶと安定しません。
写真のように輪行バッグを体に寄せてストラップやサドルなどを両手で押さえるように持つと姿勢が安定します。この姿勢なら自転車の重量を少し分散できるので、肩への負担も軽減できます。
人通りの多い駅構内では、他の通行人の邪魔にならないように安全に移動する必要があります。改札を通ってホームまで輪行バッグを運ぶことが輪行の最大の注意すべきポイントです。
あとは電車に乗っていれば、目的地までは何もしないで到着します。
現地では、自転車に乗って自由な旅を思い切り楽しんでください!
カンタンにできそうな気がしてきたのだ。
みなさんに輪行の楽しさを知ってほしいです!
今回は、ダホン・スリップバッグの徹底レビューと輪行についてのご紹介しました。
この記事を見て輪行が気になった人は、ぜひ自転車ショップに行ってみてください。分からないことや不安なことはショップのスタッフに聞けば丁寧に教えてくれます。
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