こんにちは!折りたたみ自転車・ミニベロ乗りの中年Kです。
突然ですが、みなさんの自転車のチェーンはキレイですか?錆びついたりしていませんか?
どんなに高い自転車に乗っていてもチェーンのメンテナンスができていないと、せっかくの性能も発揮できません。
とはいえ、チェーンのメンテナンスはめんどくさいですよね・・・。
今回は、中年Kが実践している簡単なチェーンのメンテナンス方法についてご紹介します。
なんだか、めんどくさいのだ。
誰でも簡単に続けられます!
1.自転車チェーンの実態
駅の駐輪場やコンビニなど普段の生活シーンで、たくさんの自転車を見かけます。
自転車乗りとしていつも残念に思うのが、それらの自転車たちの扱いが酷いことです。
チェーンをチェックしてみた
早速、街中の自転車をリサーチしてみると・・・
ほとんどの自転車のチェーンは錆びついた状態です。恐らく、雨ざらしで置かれ、ろくなメンテナンスもされていないのでしょう。
こちらのクロスバイクのチェーンは、かなり錆が進行しています。ここまで来ると、もうまともに走れません。
有名ブランドモノのクロスバイクでもチェーンはこの有様・・・。
このようなチェーンの状態では、自転車本来の性能が発揮できるはずもなく、非常にもったいないですね。
なんだか、かわいそうなのだ。
チェーンのメンテナンス
多くの自転車ユーザーは「チェーンのメンテナンスなんてめんどくさい・・・」と放置しているのが実情かと思います。
今回、お伝えしたいことは「チェーンのメンテナンスはカンタンだよ!」ということです。
チェーンのメンテナンスについては、いわゆる「ガチ勢」や「プロ」の方による、さまざまなアイテムを駆使した方法を紹介したブログやYoutubeがたくさんヒットします。
しかし、本格的ゆえに心理的なハードルが上がり、実践できないというのでは意味がありません。
この記事では、誰でも継続できることを目的として、簡略化した施工方法をひとつの参考としてお伝えしたいと思います。
「継続は力なり」です!
2.実践!5分メンテ
それでは、チェーンの「5分メンテ」を実際にやっていきます。
メンテ用のアイテム
チェーンのメンテナンスの基本は、3ステップの作業になります。
- チェーン洗浄
- 汚れ除去
- チェーン注油
この基本ステップを押さえつつ、簡単・手軽に実践できる方法をご紹介していきます。
今回の「5分メンテ」で使うアイテムはこれだけです。
・クリーナー:泡タイプが手軽
・オイル:スプレー式が便利
・ペーパーウエス:使い捨てがラク
クリーナーやオイルは何でも良いと思いますが、「簡単」「手軽」さを重視して選びました。
あと、メンテナンス用のスタンドがあると作業がしやすくなるので便利です。
これなら簡単にできそうなのだ。
①チェーン洗浄
まずは、作業前にチェーンの状態を確認してみましょう。
写真のようにチェーンの表面だけでなく、コマの隙間にも黒い油汚れ・ホコリが付いています。
早速、チェーンにこびりついた汚れを洗浄していきましょう!
今回使用したのは「KURE・フォーミングウルトラクリーナー」です。
このクリーナーは、スプレーすると泡状になって汚れを包み込んで溶かし出すという仕組みのようです。
水溶性とあるので、恐らくゴムやプラスチックにも優しく、イヤなニオイもないので安心なクリーナーです。
クリーナーが落ちると床面が汚れてしまうので、作業前に新聞紙や段ボールなどで養生をするとよいでしょう。
まず、チェーンに洗剤を吹き付けていきます。
他の部分にクリーナーが掛からないようフレーム下部のチェーンが露出している部分でスプレーします。
何度かペダルを回してチェーン全体にクリーナーが満遍なく掛かるようにします。
スプロケットやハブ、変速機など汚れた部分にもクリーナーを吹き付けます。
あとは、このまま放置するだけ。しばらくすると、チェーンにこびり付いていた汚れが浮き出てきます。
泡スプレーは簡単・手軽!
②汚れ除去
クリーナーのスプレー後に浮き出たチェーン汚れをウエスで吸い取るように拭き取っていきます。
特に汚れがひどくなければ、こすったりする必要はないので簡単です。
試しにチェーンを軽く抑えてみると、このようにウエスに汚れが付いてきます!
汚れを吸い取るようにウエスを強くチェーンに当てます。ペダルを回してチェーンの露出箇所を移動させながら、汚れをどんどん拭き取っていきます。
続いて、スプロケットも拭き取ります。ウエスを折りたたんでギアの隙間などの汚れを吸い取っていきます。
チェーンとスプロケットなどのクリーナーを全て拭き終わるとウエスには汚れがびっしり!
これだけの汚れ(鉄粉やホコリ、油)がチェーンに付いていたということです。
これでは、自転車の本来の性能が発揮できませんよね。
汚れが取れて気持ちいいのだ。
③チェーン注油
チェーンを洗浄すると必要な油分も落ちてしまいますので、チェーン用のオイルを注油します。
今回使用したのは、スプレー式オイルの「KURE・スーパーチェーンルブ」です。
スプレー式は、サッと手早くチェーンに注油ができます。
チェーンオイルをチェーンに満遍なく吹き付けます。スプレーなのでオイルがタイヤやフレームなどに飛び散らないように注意します。
オイルはチェーン表面に付いていれば十分なので、軽く吹きつける程度でOK。
チェーンへのスプレーが終わったら、ペダルを回してギアを変速しながら、チェーンとスプロケット全体にオイルを馴染ませていきます。
余分な油が多く残っているとホコリを吸着しやすくなるので、ウエスでチェーンを軽く抑えながら余分な油を染み込ませるように取ります。
この工程でもチェーンの細かい汚れが取れたりします。
これで、チェーンの簡単5分メンテは完了です!
オイルの付けすぎは汚れの元です
3.ビフォー・アフター検証
実際にどれだけキレイになったのか確かめてみます。
こちらが、ビフォー・アフター比較写真です。
簡単な施工だけで、チェーンがこんなにキレイになりました!
アフターでは、ゴールドチェーンの色がはっきりと分かるようになりました。さらに、完璧ではありませんがチェーンのコマのスキマ汚れもかなり取れています。
以上、チェーンの簡単5分メンテはいかがでしたでしょうか?
これなら、チェーンのメンテナンスを無理なく実践できるのではないかと思います。
簡単なら続けられるのだ。
冒頭にも書きましたが、もっと本格的なチェーンのメンテナンス方法はたくさんあります。
今回の目的は、最低限のメンテナンスを無理なく継続することで、自転車の良い状態を長期間キープすることにあります。
自転車のメンテナンスのひとつの参考として、快適なミニベロ・ライフをお過ごしください!
キレイにすると走りも軽快です!
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