こんにちは!カスタム池にハマっている中年Kです。
今回は、M師匠の愛車「ビアンキ・フレッタ」のカスタムについてご紹介します。
フレッタは、ノーマル状態でも11kg以下と輪行には問題ないので、見た目のカスタムをメインに実施しています。
残念ながら、ビアンキ・フレッタはすでに廃盤となっていますが、折りたたみ自転車の名車「BD-1」「Birdy」のOEM車なので、ほぼ同じ自転車です。
BD-1・Birdyはもちろん折りたたみ自転車・ミニベロの初級・中級カスタムの参考にもなると思いますので、是非ご覧ください!
見た目は大事なのだ。
ライトなカスタムです。
1.ベース車両について
2008年当時は東京の下町地区に住んでいたため、東京・葛飾区にある折りたたみ自転車・ミニベロの有名店「サイクルハウスしぶや」さんで購入しました。
この頃は、本家BD-1は新型のモノコックフレームに移行しており、ストレートフレームは店頭在庫のみという状態だったと記憶しています。
BD-1のOEMである「ビアンキ・フレッタ」も同様にストレートフレームのモデルは店頭在庫限りでした。人気色のチェレステやホワイトの在庫はもう無く、紺色と限定色のハイポリッシュが残っていました。
購入したのは、限定のハイポリッシュカラーです。
ノーマル状態でもストレートフレームとサスペンション機構の組み合わせが独特のメカっぽい存在感を放っています。
M師匠は、ポリッシュのフレームがカッコよくて選んだのですが、女性が乗るにはスパルタンというか無機質すぎるような印象がありました。
ということで、見た目を中心にカスタムを進めることにしました。
ビアンキ・フレッタについてはこちらで詳しく解説しています。
漢らしいミニベロなのだ。
1.購入時のプチ・カスタム
まずは、2008年の購入時に実施したカスタム内容についてご紹介します。
①サスペンション・スプリング
当時もサイクルハウスしぶやでは、BD-1向けのオリジナル・パーツを多くリリースしていました。
その中で注目したのは、サスペンションのスプリングのカラー展開で、購入と同時にしぶやオリジナルの前後サスペンションのスプリングをオーダー。
本来は、サスペンション性能向上のためのスプリング交換ですが、今回はドレスアップ効果だけを目指します。
標準では、フロント・サスペンションの黒いスプリングを赤のスプリングに交換。
メタル感の強い車体に赤のアクセントが映えます。見た目優先で赤を選びましたが、赤はスプリングがハードなバネレートとのこと。
リア・サスペンションは、標準ではエラストマ(ゴム調の樹脂)が装着されていました。
こちらも赤のスプリングへと変更しています。フロント・サスペンションと呼応した形になり、バランスが取れた見た目になりました。
前後ともに硬いスプリングということですが、実際に乗った感じでは乗り心地の硬さなどは気になりませんでした。
赤のアクセントカラーによる華やかさが加わり、見た目のカスタムは成功です!
赤がアクセントになりました。
②ワイヤーロック
カスタム云々はさておき、自転車にロック類は必須アイテムです!
さまざまな形式や価格の商品があるので、ショップの人に相談してみるといいと思います。
M師匠は、スプリングに合わせて赤いワイヤーロックを購入。
この写真は、2022年撮影なので記事内容よりもカラー・カスタムが進んでいる状態です。
ロックの使用時にはカスタムしたスプリングやケーブルとのマッチングは上々です。
以前、ロックをかけておいたにもかかわらず、フレッタを盗まれそうになったことがあります。(この時は、中年Kが盗人を撃退しました)
大切な自転車を停める際には、ロックは必ず使用しましょう!
カギは大事なのだ。
ここまでが購入時に実施したカスタムです。
2.利便性アップ作戦
購入後は、しばらくこのままの状態で乗っていました。ポタリングや輪行で使い込んだ結果、いくつかの不便さも感じました。
不便な点については、パーツ交換により解消をはかりました。
①サドル交換
標準装備では、やや本気モードの薄くてクッションの少ないビアンキ製のサドルが付いていました。
本気モードではないM師匠(と大多数のライトユーザー)にとっては、クッション性がないサドルは不快なモノでしかありません。
実際、ポタリングなどで長い時間走っているとお尻が痛くなってきます。自身の体や走行スタイルに合っていないサドルは交換するのがベターです。
M師匠は、ポタリング・街乗りでの快適性を重視し、クッションの厚みがあるサドルに交換しました。
このサドルのブランドや価格の記録が残ってないのですが、3,000円程度の安価なモデルだったと思います。
見た目はスポーティではなくなりましたが、ステッチの入ったサドルはなかなかスタイリッシュ。これでお尻の痛みが軽減され、街乗りが快適になりました。
あと、見た目が本気モードではなくなったことも女性目線では大事なポイントではないか?と思います。
ラクなのが1番なのだ。
②ペダル交換
標準パーツでは、折りたたみ式でない普通のペダルが着いていました。
輪行を経験しているとペダルが邪魔なことに気づきました。輪行袋を担いで運んでいる際に、ペダルが足に当たると地味に痛いです・・・。
そこで、輪行時に便利な着脱式のペダルに交換することにしました。
着脱式ペダルといえば、安心・信頼の国産メーカー「三ヶ島ペダル」です!
着脱式ペダルの中でもスタンダードな「Ezyシリーズ」から、見た目を重視してこちらの「PROMENADE」を選びました。
写真では見にくいですが、このモデルは踏み板パーツがチタンカラーになっていて、当時の純正シートポストのチタン・カラーに合わせてみたというのが選択理由です。
「MKS Ezy PROMENADE」は、価格が約10,000円と安くないパーツです。
しかし、見た目の質感はもちろん、剛性感の高い作り込みや走行時の踏み応えの確かさ、滑らかな回転など造りの良さを感じられるペダルです。
もちろん、工具なしで簡単に着脱できるという機能性もしっかりしています。
また、実際に使ってみて分かったことですが、着脱式ペダルのメリットは輪行だけではありません。
屋内で保管する際にもペダルを外しておけば邪魔にならないので、日常的に恩恵を受けることができます。これは、嬉しい誤算でした!
MKS Ezyペダルは、中年Kのダホン・ボードウォークにも取り付けています。商品レビューや装着方法などの詳細は、こちらを参考にしてください。
利便性がアップしました!
以上、ビアンキ・フレッタのカスタムの様子についてご紹介しました。安価で簡単に実施できるカスタム事例なので、みなさんの参考にしてもらえると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。もしよかったら、フォロー・ブックマークしていただけると嬉しいです!